不具合

「お湯張りが途中で止まる」という症状で考えられる不具合の内容について

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よくある修理依頼の内容の中に「お湯張りが途中で止まる」というものがあります。

この言葉だけを聞くと「お湯張り自体が途中で止まってしまうせいで湯量が足りない」のか。あるいは「お湯張りで湯量は問題ないけど、明らかにぬるい状態で仕上がる」のか。色んな事が考えられるんですね。

今回は漠然と「お湯張りが途中で止まる」という内容にスポットを当てて、それでどんなことが考えられるのか、どのような不具合が考えられるのかについて書いていきたいと思います。

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思っている湯量が張れない

エラー番号の確認

多くの人は「お湯張りが途中で止まる」という症状の他にエラーが出ているのであれば、そのエラー番号を伝えてくれることが多いのですが、全員が全員そういうわけではないので、まずはエラー番号の確認です。

お湯張りをしている際中にエラーが出てしまうと、その場でエラー表示を出しながらお湯張りは停止します。リモコンの電源を切らない限りはその表示が消えるということはないはずです。

この時に出るエラーとして考えられるものは非常に多いのですが、最も多いのは以下のエラーです。

これは簡単に言うと「浴槽に水が入っていることを認識する部品」のエラーなのですが、給湯器本体が「浴槽の栓をし忘れているんじゃないか?」と判断をし、ちょっとお湯を張ったら自動で止まってしまうという症状の際に出ることが多いエラーです。

では、エラーがでない場合はどのようなことが考えられるのでしょうか。以下で詳しく書いていきたいと思います。

 

湯量設定のミス

普段はあまり触らない部分なので件数としては少ないですが、小さい子供が面白がっていじった結果、湯張りの量が低く設定し直されていたということが稀にあります。

普段は200リットル張っているところが、設定をイジって140リットルくらいになれば、普段の2/3くらいの量になるわけですから、まずはその手の人為的なものがないかどうかチェックしてください。

 

フルオート使用、停電等がなかったか

使用している給湯器がフルオートの場合、浴槽にお湯が入っている状態で停電やブレーカーが落ちてしまうと、お湯張りする湯量が狂ってしまうことがあります。

フルオートの機械には、浴槽内にどれだけのお湯が入っているかどうかを記憶している部品があるのですが、浴槽にお湯が入っている状態で給湯器本体の電源が落ちてしまうと、給湯器の脳内はリセットされてしまうのに、実際には浴槽にお湯が入っているという誤差が生じてしまうわけです。

もしこれが原因なのであれば、湯量リセットという作業をすることで改善する可能性があります。

湯量リセットはメーカーや機種によってやり方が異なるので、詳しくは取扱説明書をご覧ください。恐らく「故障かな?と思ったら」という欄に記載があるのではないかと思うので、修理依頼をする前に確認するようにしましょう。

 

湯張り部品の故障

あとは単純に、お湯張りに関する部品の故障が考えられます。多くの場合は部品が悪ければエラーを出す可能性が高いわけですが、それも絶対ではありません。

ただ、お湯張りをした際に湯量が少ないという症状でエラーを出さない場合は、前項でご紹介した湯量リセットで直ることが非常に多いので、そこは確実にチェックするようにしてください。

 

湯量は問題ないがぬるい状態で止まる

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循環フィルターの確認

お風呂の中に取り付けられている上記画像のようなフィルターがあります。これがしっかりと嵌まっているか、ゴミ詰まりしていないかを確認してください。

斜めに嵌まっていたり、ゴミ詰まりしていたりすると、給湯器で温められたお湯が浴槽に入る前にフィルターによって邪魔されてしまい、給湯器で温めたお湯がそのまま給湯器に戻ってしまう現象が起こります。

すると給湯器側では「設定温度に温めたお湯がそのまま戻ってきた=お風呂が沸いた」という勘違いをするので、お風呂が設定温度になっていないにも関わらず「お風呂が沸きました」とアナウンスを流すというわけです。

参考「給湯器のお湯(蛇口のお湯/シャワー/お風呂)がぬるい」という場合に確かめたいこと

 

サーミスタの不具合

給湯器には、サーミスタと呼ばれる水温計のような部品が搭載されています。

お風呂を41℃に設定して41℃で止まるのは、このサーミスタが41℃を検知した時に止まるのですが、これが狂っているせいで低い温度なのに設定温度になったと勘違いしている場合です。

サーミスタ自体はそんなに壊れやすい部品ではありません。最も多いのは乳白色系、にごり系の入浴剤を使用したことによって、その成分がサーミスタにまとわりついて温度測定の邪魔をしているケースです。

この場合は風呂釜洗浄剤を使って改善される場合もありますが、改善されない場合はプロによる分解清掃が必要になるでしょう。

 

まとめ

まずはエラー番号を確認

エラーがなければ取扱説明書をチェック

意外とこの手の不具合では、お客さんが説明書を読んでいたら解決していたというパターンも少なくありません。

エラー番号については、お客さん自身で解決できそうな可能性のあるエラー番号については取扱説明書に記載されていますし、ノーリツ製の給湯器のエラー番号であれば、当ブログにエラー別の記事を用意していますので、そちらを参照してください。

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