正月やゴールデンウィーク、お盆休み中の給湯器修理状況

正月やゴールデンウィーク、お盆休み 給湯器修理業者の活動状況

 

みなさんは正月やゴールデンウィーク、お盆などに仕事を休むことができますか?飲食店なんかだと、営業しているお店と営業していないお店があったりして「やってるような、やってないような…」という微妙な感じだと思います。

一方で、病院などはいくら正月だからと言ってやっていないってことはないですよね。病院の規模によって差はあれど、119に電話をして留守番電話に繋がるということはありません。

 

では、給湯器の修理業者ってどうだと思いますか?私の勝手なイメージですけど「ガスコンロ、エアコン、冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品」を修理する業者は、軒並み休んでいるという印象があります。あと車の修理業者(ディーラー)も休んでいるという印象ですね。

というわけで今回は給湯器の修理業者に正月休みやお盆休みがあるのかどうかについてご紹介したいと思います。

目次

弊社の場合は元日のみ全員休み

全員休みなのは元日だけ(弊社の場合) GWやお盆も当番制で出勤

 

あくまで弊社を例に出すと、元日のみ全員が休みます。そして元旦以外の日は少なくとも1人は出社しているという状況です。会社にかかってくる電話は出社しているサービスマンの携帯電話に転送し、各家庭に修理で回りながら電話対応もしています。

これに関しては各ショップによっても違うと思うのですが、基本的に大手メーカーと契約している専属のメーカーサービス会社はこんな感じのショップが多いはずです。土日や大型連休中は普段よりも規模を縮小しながらも、全くの稼働ゼロということはないと思います。

「土曜日(あるいは日曜日)は休み」というサービスショップは少なくないですが、どっちも休んで完全に週休2日というメーカーサービスはないはずです。

 

長期休暇中に修理依頼をする場合の注意点

長期休暇中に修理依頼をする場合の注意点 メーカーサービスに依頼するのが最短

 

ハウスメーカーや地元の設備屋などは休んでいるところが多い

給湯器が壊れて修理をしようと思った時、最終的に修理に来る業者は決まっていますが、お客さんが最初に依頼をする業者には複数の選択肢があります。

  • ハウスメーカー
  • 地元の設備屋、水道屋、ガス屋
  • 給湯器のメーカー、地元のメーカーサービス

関連記事プロが教える「給湯器の修理依頼はどこにするのがいいのか?」について【完全保存版】

 

給湯器のメーカーに直接依頼をする場合以外の選択肢を取ると、その業者がメーカーサービスに依頼をするという二段階になります。つまり最終的に依頼を受けるメーカーサービスは営業していても、その前のハウスメーカーや設備屋が休んでいるケースが結構あるということです。

「どうしてもハウスメーカーを通さなくてはならない!」という場合であれば仕方ありませんが、一刻も早く対応してもらいたいという場合は直接メーカーに連絡することをおすすめします。

弊社の場合は正月やお盆中も暇ではありませんが、休み明けの方が断然忙しいです。その理由は「お客さんが長期休み中に色んな設備屋に連絡して、そこで止まっていた依頼が一気に寄せられる」という部分に起因しています。

修理業者も平常運転ではない

我々は元旦以外は誰かしらが動いているという状況ですが、普段は10人以上の人間が働いている環境で、長期休み中は1人しか動いていないというケースもあります。

弊社は某都道府県のほぼ全域を1社でカバーしており、地元の端から端までを移動するとなると移動だけで日が暮れることもあるので、基本的には効率良く回ることを心掛けています。なので遠方からの修理依頼が入ったら後回しにするということが多く、後回しにしになるのが翌日とも限らないという状況が出てしまうんですよね。

 

もちろん朝の出社した段階で既に6件も7件も予定が詰め込まれていると、その日に受けた依頼をその日のうちに片付けるということも難しく、それは翌日以降に回されるわけで気が付くと「向こう3日間の予定がびっしり詰まっていた」なんてことも珍しくありません。

というわけで、いくら電話が繋がったからと言ってその段階で安心するのは時期尚早です。最初は「どうせやってないだろうな…」と諦めモードで電話したとしても、いざ電話が繋がると嬉しくなってしまうと思います。そこから「ちょっと今日はお伺いできそうにありません…」と言うと、豹変するお客さんが非常に多いのでこのあたりはご理解ください。

 

肝心のメーカーはしっかり休んでいる

私たちはメーカーと契約を結んでいる下請け会社のようなもので、メーカーの製品をメンテナンスする仕事に従事しています。

メーカーの商品に関する修理依頼を頂いたら現場に向かい、診断をした内容をお客さんに伝え、そこで了承が得られればメーカーに部品を発注して、その部品を持って再訪問するという流れが通常の修理の流れです。

 

長期休み期間中に我々は動いていますが、肝心のメーカーは休んでいるので部品が手に入らないということが多々あります。正月を例に言うと「12/27に修理訪問して必要部品を発注したら部品の到着が1/3」などのケースは珍しくも何ともありません。

それを見越して我々も頻繁に必要になる部品などは、事前に在庫にしておくように心掛けてはいますが、それにも限界があります。もし部品交換が必要になる修理内容であれば、修理が完了するまでに相応の日数をいただくことになるでしょう。

 

最後に

メーカーサービス自体は稼働しているはずなので、休み中でも連絡お待ちしています

 

上の方でも軽く触れましたが、少人数で稼働している場合で事務所に誰もいないという場合でも現場に出ているサービスマンが電話応対するケースがほとんどです。

その際はお客さんに説明している時は電話に出られませんし、運転中などでイヤホンが見つからない場合なども、直ちに電話に出られないことがあります。

営業時間外や本当に営業していない場合は、留守番電話やそれに準ずるメッセージが流れるハズなので、単に「コールするけど出ない」という場合は、少し時間を置いてからかけ直してみてください。

 

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この記事を書いた人

給湯器や暖房機、ガスコンロ、IH、システムバス、システムキッチンなどなど、住宅設備を修理したり取付交換する仕事をしています。

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