不具合

給湯器(ボイラー)の水漏れは買い替える場合を除いて一刻も早く修理した方がいい

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外置きの給湯器であればともかく、お家の中に設置されているタイプの機械であれば機器内からの水漏れにはすぐに気付くと思います。

ただし多くのお客さんは、給湯器のフロントカバーを開けて何処から水が漏れているかなどは確認しないでしょうし、よほどひどい場合を除いては水漏れしながらもお湯が使えたりもするので、ついつい修理を先延ばしにしてしまうという人もいるのではないでしょうか。

私は「機器内部の水漏れほど、一刻も早く修理すべきものは無い」と思っているので、今回はそれについて説明したいと思います。

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どこから水が漏れているか

壁掛けの給湯器から水が漏れている現場にお邪魔すると、給湯器の下にはバケツが置かれていて、お客さんは給湯器の下の方を指さしながら「ここから漏れてる」と教えてくれます。

教えてくれたお客さん自身もわかっているとは思いますが、そこから漏れているのではなく、給湯器のどこかから漏れた水が機器内部を伝ってそこから出てきているんですよね。

で、このときにどこから漏れているのかが重要で、これによって被害の大きさが大きく変わってきます。

 

水漏れ箇所別の重症度

パイプ接続部★

水漏れの中でも非常に軽度で、修理自体もパッキン(Oリング)の交換で済むことが多く、その場合の金額は全部込みでも1万円以内で収まるでしょう(1箇所の場合)。

問題なのは「漏れている場所だけを直すのかどうか」という点で、他の部分のパッキンも劣化していることが容易に想像できますし、かといってあれもこれもと交換したのでは修理費用がかさんでしまうという厄介さはありますね。

 

水メカ本体★★

このパターンは凍結破損以外では滅多にありませんがたまに見るケースで、接続部ではなく水メカ本体から水漏れしているパターンです。

どの水メカから漏れているかにもよりますが、パッキンの交換に比べたら修理費用は高くなりますし、漏れている水メカの種類によっては温調不具合などの症状が出ることもあります。またパッキンの場合とは異なり、即日修理ができない可能性も出てきます。

 

パイプの接続部以外★★★

地下水使用などの現場でよく見られるのが、水通路部のパイプにピンホールができ、そこから漏水するパターンです。接続部であればパッキンの交換だけで済むのですが、ピンホールとなるとたちまち厄介になります。

パイプのピンホールからの水漏れの多くは、ちょっとしたジェット噴射というか霧状で勢いの強い水が噴き出るため、他の部品にかかってしまう恐れがあります。パイプの位置によってはバーナーや基板にかかってしまう可能性もありますし、仮に直接かからなかったとしても湿気として被害を与える可能性も。

また、パイプは種類がとにかく豊富で、いちいち持ち歩いていないことが多く、基本的には部品注文して後日改めて訪問というカタチになります。応急処置をする際は別途調整費用などもかかり、部品代の割には作業料が高くつく傾向にあるので、お客さんとしても不満に感じることが多い修理のような気がします。

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熱交換器★★★★★

1番最悪なパターンです。熱交換器はどの機種でも部品代が高いトップ5には入る部品ですし、機種によってはすぐ下にバーナーがあったり、あるいは排気通路部があったりするので、すぐさま修理をしないと二次被害待ったなしです。

微量漏れ時の初期症状であれば騙し騙し使えたとしても、そのうちバーナーにダメージを与え、排気通路部が水で蓋されてしまったらもう不完全燃焼になってしまうので、この場合は熱交換器に加えてバーナーなどの交換も必要になってしまうことも。

この場合は応急処置も難しく、即日修理できない可能性もあります。

 

水漏れは二次被害を誘発する

水漏れの何が怖いかというと二次被害です。時間が経つに連れて「初期症状ならここの部品だけで直ったのに…」というケースがあまりにも多く、水漏れ箇所によってはエラーも出さずに普通に使えてしまうので深刻に受け止めない人も多いんですよね。

ちなみに使用できなくなるという意味での危険性はありますが、漏電などは安全装置が付いているので問題ないでしょう。あとは時間が経てば経つほど、修理費用も大きくなる可能性があります。

 

まとめ

  • 買い替えると決めているならいいが、それ以外は早急な修理を

熱交換器だけで修理が済めば50000円くらいですが、これにバーナーもとなると一気に10万コースです。仮に熱交換器だけの修理で済んだとしても、この時に受けたダメージが大きければ、ちょっとしてからバーナーに不具合が出てしまうというパターンも珍しくありません。

10年くらいの使用年数で「もう修理しないで買い替える」という場合は、騙し騙し使いながら買い替えを検討するのもありですが、その場合でも漏水している箇所が熱交換器であればいつ使用できなくなるかはわからないので、いずれにしても早急な対応を心掛けましょう。

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