人間だれしも「好き・嫌い」があると思います。私はあまり人を嫌いになったりはしませんが、テレビに出ているタレントさんで「この人が出てるから、この番組は見ない」と思うほど嫌いな人が2名ほどいます。ま、そんなことはどうでもいいんですけど…。
例えば飲食店やコンビニなんかで「あの店員が嫌だから、もうここには来ない!」ということはできても、修理業者の中には「そこの会社でしか修理できない」という専売特許のような事情があったりして、ぶつけようのない怒りを抱えてらっしゃるお客さんもいるのではないでしょうか?
本記事ではそんな人に修理業者の立場からアドバイスというか、ちょっとしたお役立ち情報として「給湯器修理の担当者って変更可能?」というテーマで話を進めていきます。
メーカーサービスの現状
給湯器が壊れて修理をするとします。あなたのお住まいの都道府県に給湯器を修理できる会社ってどのくらいあると思いますか?一部例外こそありますが、基本的にはメーカー公認の修理業者は少数しか存在しません。少なくとも数ある中から選べるというほどの選択肢は無いです。
人口が多い都市部では複数の業者も存在するかと思いますが、私が活動している地域周辺では1つの都道府県に1社(もしくは2社)となっています。東京や大阪、あとは面積的に広い北海道あたりは複数存在するのかもしれませんが、それでも給湯器交換業者ほど選択肢はないはずです。
給湯器の交換や取付工事は多くの業者が行いますが、修理が出来るのは限られた業者になります。
訪問するサービスマンの良し悪しは運次第
こんなことを言ってしまっては身も蓋も無いのですが、そのサービスマンがあなたのお家に訪問したのは一種の巡りあわせであり1つの縁でもあります。その人と合わなかったのであれば、それは運が悪かったという言い方もできるかもしれません。
弊社にいるサービスマンを見渡してみても、実に色んなサービスマンがいます。ベテランから若手まで実に様々ですし、何を持って良しとするかも受け取る側(お客さん)次第です。
正直言って私自身も弊社のメンバーを見渡してみて「この人ならいいけど、この人に給湯器を修理されるのは嫌だなぁ」と思う人もいますから、技術的なことはもちろんフィーリングも重要な要素であることは間違いないでしょう。
これはどんな会社、サービスにおいても言える事ですが、全員が自分と合うケースの方が少ないことは間違いないので、給湯器の修理担当者についても当然当たりはずれがあるのは仕方ないことです。
どうしても修理担当者が無理なら「変更/拒否」できる
訪問するサービスマンを決定する方法はエリアごとに担当地域がある場合や完全にランダムな場合など、サービスショップによって異なります。…が、どのショップでもある程度の融通は利かせてくれるはずです。どうしても無理だと思ったら、別のサービスマンに変えてもらいましょう。
弊社で1番若いサービスマンは20代半ばですが、ただそれだけでも「ベテランにしてくれ」というお客さんもいますし、あとは「あの人は嫌だから、次は別の人にしてくれ」というストレートな言葉を投げかけてくるお客さんもいます。
私も恥ずかしながら何件かの現場でそのように言われたことがありますが、おもしろいものでお客さんからそのように言われることが明らかに多すぎるサービスマンもいるんですよね。なので、イライラしているのはあなただけではない可能性が高いです。
「代わりの人間にしてくれ」という要望は意外と少なくないですし、私自身も他のサービスマンが拒否された現場に何度も行ったことがありますが、それだけで「これは厄介なお客さんだ」と思ったことはありません(むしろ当社に非があると感じることの方が多い)。
もし「どうしても無理!」と思うなら、サービスショップに「別の人をお願いしたいんだけど…」と打診してみてはいかがでしょうか?そうするとチェンジされたサービスマンの評価も下がりますし、お客さんも嫌な思いをせずに済むのではないかと思います。
サービスショップによっては少数人数で稼働している所もありますが、なるべくお客さんの期待に添えるように調整してくれる所がほとんどのはずです。
まとめ
気に入らないサービスマンは変更できる(対応してくれる業者がほとんど)
どうしても我慢できなければ、メーカーのコンタクトセンターやその人の上司に言うのも1つ
給湯器の修理業者ってコンビニ店員さん等と違って比較対象も少ないので分かりにくいのですが、ちゃんとしている人から適当な人まで本当に様々な人間がいます。敬語でキッチリと喋る人もいれば、少しくだけた感じで喋る人もいますし…。
毅然とした態度で事実をハッキリという人もいれば、申し訳なさそうに言葉を濁して喋る人もいます。そしてそれぞれにどう感じるかも受け取る側のお客さん次第です。
こういう仕事をしていると「〇〇が訪問拒否されたから代わりに行って来て」なんてことは良くあることなので、我慢せずに担当者の変更をお願いしてみてください。そして我慢できないほどイライラするようなことがあったのであれば、その担当者の上司、あるいはメーカーのコンタクトセンターに連絡してクレームを言うといいです。
言うまでも無く上司に言われるよりもメーカーに言われた方が事が大きくなるので、ご自身の憤りの大きさに合わせてどうぞ。
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