給湯器が外にある人に超おすすめの節電術・節約術(寒冷地限定)

給湯器が外にある人に超おすすめ 凍結予防ヒーターの節電術・節約術

寒冷地に住んでいる人限定ですが、凍結予防ヒーターの節電術・節約術を教えます。これは給湯器内の凍結防止機能ではなく、外の配管に巻かれているヒーターに対して行う節約術です。

意外と知らない人が多いようで、弊社のお客さんも「もっと早く知りたかった!」と言う人が多いように思います。これは導入するのとしないのとでは、月々の電気代が大幅に変わってくるでしょう。というわけで今回は、寒冷地に住んでいる人限定で「給湯器が外にある人に超おすすめの節電術・節約術」の紹介です。

目次

寒冷地では給湯器外部の配管に凍結予防ヒーターを巻く

NORITZ - 凍結予防ヒーター

【ノーリツ】冬季の凍結、積雪による給湯機器の破損・故障にご注意ください。

寒冷地における屋外設置型給湯器の外部配管は、保温材を巻いたうえに必要に応じて凍結予防ヒーターを巻きます。雪が降るような地域では、凍結を防止するためのヒーターが必須と言っても過言ではありません。

凍結予防ヒーター

一般的に給湯器の外部配管に使われるヒーターは上記図のような物です。配管にクルクル巻き付けて、その上から保温材を巻きつけます。簡易的な温度計が付いていて真夏に動作するということはないものの、そこそこ寒い気温になると自動的に動作してしまうのがデメリットです。そのため春や秋の電力消費が気になるという人が少なくありません。

そういうこともあって春先になると凍結予防ヒーターのコンセントを抜くという人もいますが、ごくまれに「冬になってコンセントを差し忘れて凍結させる」という人も出てくるので注意が必要です。

節電の秘策は「水道凍結防止ヒーター用節電器」

まずは給湯器の凍結防止用ヒーターをご紹介

凍結予防ヒーター売り場

ちなみに凍結予防ヒーターは冬時期になるとホームセンターの一角にも姿を現します。

給湯器を交換するタイミングでヒーターも新しくするのが理想ですが、給湯器交換は「給湯器本体と必要部材(ガス通路部や煙突などの最低限しか交換しない)のみ交換する」という業者も多く、価格競争になる場合は見積もり金額を抑えるために再利用しているケースも少なくありません。

もしお家の配管を触ってみてヒーターが動作していないようであれば、新しい物に交換してあげることをおすすめします(巻き付ければいいだけなので簡単です)。

水道凍結防止ヒーター用節電器で必要時のみ通電する

水道凍結防止ヒーター用節電器

そしてこちらが今回ご紹介する「水道凍結防止ヒーター用節電器」です。その節電効果はすさまじく、シチュエーションによっては90%もの節電を可能にしたと言われています。

水道配管に巻き付けるヒーターは寒いとそれだけで動作してしまう作りでしたが、この水道凍結防止ヒーター用節電器を使うと「本気で配管が凍る温度になって初めてヒーターを動作させる」ということが可能になります。

これを使えば春先になってヒーターのコンセントを抜く必要はありませんし、日中の暖かい時間帯はヒーターを動作させないということも自動的にやってくれるので節電に効果的です。

価格は数パターン用意されていて、それぞれ何本のヒーターを差せるかで変わっています。長いヒーターを1本という現場もあれば、給水配管と給湯配管でそれぞれ1本ずつ使用しているという現場もあるので、お好みに合わせて選んでみてください。

ちなみにAmazonにも売っています。税込み価格で考えると私の行きつけのホームセンターよりもAmazonの方が若干安いことが多いです。

水道凍結防止ヒーター用節電器のメリット

本当に凍結の恐れがある時だけヒーターを動作させられるようになる
コンセントプラグとヒーターの間に設置するだけのお手軽商品
節電効果は抜群で、一冬で元が取れるほど

水道凍結防止ヒーター用節電器自体は5000円近くするので、これから節約しようと思っている人にはハードルが高い価格かもしれませんが、地域によってはすぐに元が取れると思います。

特に「夜は寒いけど日中はそこそこ暖かい」という場合、従来のヒーターは電源が入りっぱなしになりますが、水道凍結防止ヒーター用節電器を使っていれば夜間の本当に寒い時だけ動作するような仕組みができるので、節電・節約効果は抜群です。

少しでも節電効果が欲しいという人は、絶対に導入して損はない製品と言えるでしょう。ぜひお試しください。

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この記事を書いた人

給湯器や暖房機、ガスコンロ、IH、システムバス、システムキッチンなどなど、住宅設備を修理したり取付交換する仕事をしています。

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