このページではノーリツ製ボイラー(給湯器、暖房機)のエラー642、643について、考えられる内容を解説していきます。
ここで紹介する事例はあくまで「このような内容であることが考えられる」というものであり、絶対にそうだというわけではありませんのでご了承ください。
また、機器内部の水漏れが原因で部品およびその周辺の電装部などを腐食させている場合は、何のエラーが出てもおかしくないため、これについては説明を割愛しています。
エラー内容
- E-642:ふろポンプ異常
- E-643:暖房ポンプ異常(自動試運転時)
ポンプの不具合で発生するエラーで、E-642が風呂ポンプ、E-643が暖房ポンプのエラー番号になります。
多くの場合でポンプ自体の故障、あるいはポンプは正常だが基盤が誤った判断をしているという状況になり、調整程度で済むケースは非常に少なく、部品交換を伴う修理になるでしょう。
ちなみに暖房ボイラーのE-643については、冬期間内に発生する不具合の中でも非常に多く散見されるエラー番号の1つです。
考えられる不具合の内容
- 基盤やポンプ自体の不具合
基本的にはポンプ自体に不具合が出てしまうことで生じるエラーになるので、原則としてポンプを交換しなければならない可能性が高いです。ただしそれがポンプだけの不具合であれば良いのですが、他の何かが原因になってポンプを故障させてしまうケースも少なくありません。
例えば「入浴剤を使用している」「お風呂のフィルターが破損した状態で長期間使用している」という使用法が引き金となってポンプの故障に繋がった場合も考えられますし、暖房機の場合は「不凍液の劣化によってポンプが故障してしまう」というケースも。
対処方法
お客様自身で対応できることはありません。電源の入り切りで使用できるようになる場合は、騙し騙し使用して被害が大きくなったりするケースも無いわけではありませんが、危険だということはないです。
ただしポンプが完全に破損していてエラーを出している場合だと、水や不凍液が漏れることで他の部品や配線などにかかって壊れてしまう二次被害の可能性も。
特に暖房機において不凍液交換が必要になる場合は、修理に多くの時間を要する場合が多いので、なるべく早くに修理業者に相談することをオススメします。
修理金額の目安
循環ポンプだけの交換で済むのであれば、全部込みで30000円ちょっとになる場合が多いです。ただしこれについては、機種によって使用されているポンプの金額に差があるので、これより上下することも考えられます。
厄介なのはお風呂よりも暖房の不具合で、もし不凍液の劣化によってポンプが壊れてしまった場合だと、ポンプの交換にプラスして不凍液の入れ替え作業が必要になります。
不凍液の必要量は現場によって異なりますが、不凍液自体の金額も1リットル当たり1000円くらいするので、もし全面床暖やパネルヒーター十台以上となると必要量は非常に多くなるでしょう。
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